2021年2月7日放送のがっちりマンデーでは、「何歳からでも始められる!儲かる遅咲き社長」ということで、3人の儲かっている遅咲き社長を紹介してくれました!
起業家の年齢層、実は60歳以上が最も多い!?
今、会社を作るベテラン起業家が増えている!
「74歳が家電で5億!」「83歳が電池で100億!」(後述)など。
2007年には起業家の年齢層で60歳以上の割合が30代を抜いたというデータが出たそうです。
2012年のデータでは、60歳以上が32.4%、30代が23.9%になったとのこと。
しかも、高齢者の起業は70%の成功率!というデータまであるのだそう。
ただし、年をとってから起業したら上手くいくっていう話ではない。
それまで積み重ねてきた経験やノウハウを上手くいかせたから成功したという話。
熱いスピリッツをもったシニアが遅咲き社長として活躍しています。
遅咲き社長①『メーカーの家電営業代行』で売上5億円!
(株)ライフマスター(埼玉県 富士見市)
現在74歳の布袋田さん。
64歳で始めた家電のメーカー営業代行で5億円!
メーカーの家電営業代行ってどんな仕事?
営業部リーダーの村上さんの仕事の様子。
売り場の角度でお客さんに目立つようにしたり、商品の良さや違いを伝えたりと。
ライフマスターの仕事は、
家電メーカーに代わって、売り場の確保など家電量販店に提案する営業代行。
大手メーカーは、自社の営業マンがする仕事なのだが、中小メーカーやベンチャー企業は人材不足でそこまで手が回らない。
そこに目を付けて、人がいないならうちがしますよと、営業代行の仕事を引き受けるように。
家電営業代行が人気のワケは、営業マンのスキルの高さによる商品売上UP!
なぜ、そこまでこの代行が人気なのでしょうか?
実際、家電商品「リカバリーガンのドクターガン」をライフマスターに営業依頼しているドリームファクトリーさんにお話を伺いますと
「(ドクターガンが)肝いり商品なんです!」とライフマスターさんに伝えるだけで、本当に売り上げがあがるんです。
では、なぜ、こんなにも売り上げがあがるのでしょうか?
それは、村上さんのお仕事ぶりを拝見してわかってきました。
- 似た商品を並べると選択肢が増え、相乗効果でそれぞれの売上が上がるなど、売れる置き場所を熟知している。
- 商品の置き方・売り方にやたら詳しい。
- なぜなら村上さんは、もともと家電量販店の店長をしていたとのこと。
ライフマスターの社員は、前職で家電メーカーや量販店でスキルをに身に着けた精鋭が集まった会社。
また、かつては家電といえば大手メーカーの商品ばかりであったが、今はベンチャーの商品も多くなっているとのこと。
ということは、ライフマスターの仕事は今後、どんどん拡大していきそうですね。
現在は8社のメーカーと契約しているが、今後はもっと増やしていく予定なのでそうです。
遅咲き社長②『リチウムイオン電池』で売上100億円!
『エリーパワー』
現在83歳の吉田社長は、69歳で電池作りの会社を起業。
元メガバンク三井住友銀行の副頭取だった吉田さん。
全くの異業種で起業し、成功した経歴は・・・。
メガバンク元副頭取から一転、リチウムイオン電池で起業し成功に至るまで
66歳の時に電気自動車に乗せてもらったことがあり、「これは、くる!」と確信を持つ。
しかしそのころの日本では、電気自動車はあまりにも高額なため、リチウムイオン電池の会社づくりに消極的だった。
吉田社長は、何とかしてリチウムイオン電池を普及できないかと一念発起する。
一番のネックは資金繰り。
ここで、メガバンクで副頭取までいった長年の経験を活かす。
構図を作り、成功するまでのながれをしっかりと作り上げ、協力を依頼する。
結果、たくさんの企業の賛同を得ることに成功し、なんと9億円が集まった!
さらに、国内電池メーカーの技術者にも声をかけると、2名の技術者が入社してくれました。
こうして次々と手を打った吉田社長。
起業から一年で
2007年 リチウムイオン電池 第一号完成
2010年 商品化
2011年 大和ハウスの蓄電システムに採用
吉田社長いわく、
「自分は社員を束ねているだけ。」
森永さんいわく、
日本はスピードが遅かった。
吉田社長は、グローバルなスピード感を身に着けているのだそう。
大型リチウムイオン電池って何に使われるの?
ところで、リチウムイオン電池と言えば、スマホなどのバッテリーに使われているイメージ。
しかし吉田社長の『エリーパワー』が作っているのは、「大型リチウムイオン電池HYバッテリー」といって、主に家に使われています。
最近増えている太陽光やガスで発電した電気を充電する、地球にやさしい住宅用の蓄電池として使用。
大手住宅のダイワハウスのエコ住宅には、エリーパワーの蓄電池を使用。
売上100億円の大型リチウムイオン電池。売れる理由は、その安全性と寿命。
エリーパワーの大型リチウムイオン電池は、
出荷台数6万台。
売上なんと100億円!!
エリーパワーの大型リチウムイオン電池はなぜこんなに売れているのでしょうか?
エリーパワーの大型リチウムイオン電池が売れる理由は、安全と寿命。
リチウムイオン電池はデリケートなので、発火や爆発といったニュースになることがあります。
しかし、エリーパワーは安全性がすごく、事故らないのだそう。
絶対火災などが起こせない住宅用の電池として採用されています。
番組では、どのくらい安全性がすごいのかという実験が行われました。
普通のリチウムイオン電池に針を刺すと電池の+極とー極がショートして発火してしまうが、フル充電されたエリーパワーのリチウムイオン電池に針をさしても発火しない。
なぜこんなことが出来るのかというと、+極のリチウムに燃えにくい成分をブレンドしているからだそうです。
遅咲き社長③『着物着付け教室』で売上2億円!
『さくら着物公房』(東京都調布市)
現在83歳のマダム鈴木さん。
67歳で起業し、16年間で累計売上2億円!
儲かる着物教室の人気の技は『簡単に着れる造り帯』。
鈴木さんの『さくら着物公房』は、
7回コースで7万5600円と、決して安くはないお値段。
しかし人気の理由がありました。
それは、他とは違う着付けの方法で教えてくれるから。
「私(鈴木さん)が考案した作り帯を作って着付けに2分」というキャッチフレーズ。
着付けの最大のポイントは、帯の付け方・巻き方。
昔ながらの帯の付け方は10分以上かかるし難しい。
鈴木さんの考案した帯での着付けだと劇的に簡単!
帯にお太鼓部分が出来上がっているので、お太鼓部分を背中にして腹帯を巻き、あとは紐で結ぶだけ。
着物初心者でもわずか4分で着物が着れました。
『さくら着物公房』の帯の着付けは、
「お太鼓」を作ってから「帯」巻く、逆転の発想。
『簡単に着れる造り帯』ひらめいたキッカケ&作り方。
鈴木さんは小さいころから着物が大好きだった。
しかし65歳で脳梗塞になり、普通に着物が着れなくなってしまいました。
それでも何とか大好きな着物が着たいと考えていた鈴木さん。
実は当時から、帯を切ってお太鼓を別に作る「つけ帯」というやり方はあったそうです。
しかし家宝のように大事にしていた帯を切ることは出来ません。
なんとか帯を切ることなく簡単につけることは出来ないものか??
その時、思いがけずひらめいたのは、折り紙から。
折り紙の「騙し船」からヒントを得た鈴木さん。
先端を持っていたら方向が違ってしまったことを、帯に応用し、帯を折りたたみながら曲げていきます。
こうして『簡単に着れる造り帯』を完成させていきます。
そして、この方法をもっと広めたい、後継者を作りたいという思いから、全国16か所の教室で200人の講師がこの方法を教えているのだそうです。
受講料の10%は『さくら着物公房』に入ってきているそうです。
まとめ
とても気持ちが高揚しながら番組を見ました。
今回は大きく成功した3人の遅咲き社長さんたちを紹介してくれましたが、
本音をいうと、もっと身近な、一般人がチャレンジできそうな規模での起業の特集がみたい!
年商〇億!とかじゃなくていいから、生活できる範囲での収入を安定して確保できるような・・・。
そんな特集していただきたいな♪
今の時代、沢山の人が現在の仕事に不安を感じていると思います。
特に抜きんでた才能も持っていないと感じながらも、将来に不安を感じなんとかしたいと焦りながら。
私がそうです(*´▽`*)
主人は会社勤め(この厳しい経済状況をモロに受け、収入下降中ーー)、私は主婦。
幼子3人を含め、なんとかして毎日を楽しく過ごせるようにはどうしたらよいのか??
日々模索する中、ごくごく普通の夫婦でも自分の力で生活するための収入を確保できるようになるには。
楽観的な主人もやっと最近、ヤバい現状に気づいたようで、自分にできる起業はないかと模索しているようです。
私は、技術を生かした習字教室なども視野に入れながら、やはり将来的に資産にできる、情報型のビジネスを構築していきたいと。
実際、この資産構築型ネットビジネスを超初心者ではじめて半年近くなりますが、やっと最近安定して収入になり始めました。
これでいきます。
このビジネスを柱にして、まだまだいろんな副業にチャレンジしていきたいと思います。
起業を考えている皆さま、一人では心が折れそうになることが何度も訪れますが諦めずに一緒に頑張りましょう!
その先に、きっと明るい未来があると信じて。
最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。
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