家計簿をつける本当のメリットは?
今回の記事では、我が家のリアルな家計簿をまとめています。
今年で結婚して11年目になりますが、すべてのレシートをとっておいて各項目分けし総額を出し・・・と、細かく家計簿をつけていたのは最初の5年間でした。
私は5年間つけましたが、3年間でも十分データはとれると思います。
家計簿をつける目的は、その家庭の年間の収入と支出を出すことです。
そして、ここからが大事!
そのデータ(主に支出)を穴が開くほど読み込み、必要ないものをガンガンそぎ落としていく!
支出が減るのはもちろんですが、この作業を自分自身ですることで、毎回の買い物のときに「これ、本当に必要?いらないな、やめとこ。」という判断ができるようになってきます。
大事なお金の、正しい使い方ができるようになる、っていうことですよね。
この力って、とーーーっても大事だと思うのです。
簡単なようで、実際できている人って少なくないですか?
そして、使うべきところと使わなくてよいところの判断が出来るようになるので、結果的に生活にもメリハリができる(^^♪ようになります。
40代サラリーマン家庭の家計簿を公開!
では、我が家の現在の毎月の家計簿を公開します。
家族構成:夫(40代会社員) 妻(40代専業主婦) 子供4人(小学生2人・未就園児2人)
世帯年収:750万円(手取り570万円)
月収手取り 365,000円
太陽光発電設備設置、蓄電池なし
- 住宅ローン 82,000円
- 電気代(オール電化) 11,000円(中央値)
- 水道代 7,000円
- 学校・幼稚園費(給食代含む) 25,000円
- 携帯スマホ(3台ドコモ) 6,000円
- インターネット・サーバー代 6,200円
- 保険(火災・収入保障・個人賠償)5,000円
- 新聞 3,600円
- 食費・生活消耗品 50,000円
- 外食 8,000円
- 娯楽費(本など) 10,000円
- 町内会費 1,000円
- 車維持費(2台・自動車保険込み)25,000円
- 健康食品費 7,200円
- 貯蓄(NISA) 30,000円
- 貯蓄(現金で・生活防衛資金) 7,000円
夫単身赴任費用(ガソリン代30,000円含む)80,000円
合計 364,000円
※100円以下四捨五入
- 児童手当は全額、それぞれの子供名義NISA口座で運用(教育資金)。
- 年二回のボーナス使途は、固定資産税支払いのみ。残額はNISA口座で運用(住宅ローン繰り上げ返済資金・老後資金)。
- 夫婦ともに小遣いなし。
- 普通預金総額:4,500,000円(生活防衛資金)
- 生活防衛資金の使途→病院、家電買い替え、入園入学費用、車修理等
- 習い事ですが、子供1人のときは3つさせていましたが、現在ゼロ。運動系は姉妹同士で遊ばせながらで満足してもらっています。勉強系は、本人がどうしても!!と言ったら考えようと思っています。
- 車維持費を削りたいところなのですが、現状どうしてもこれだけ必要になる状態( ノД`)シクシク…ゆくゆくは1台にしたい。
家計管理のコツは? 10年後、家計簿をつけてわかったこと
うまく家計を管理して、貯金をしたい!将来の不安をなくしたい!
と、家計の相談を受けることも多いのですが、これで完璧!というのは各家庭の支出・収入、また何を重視しているかをみないと言えません。
逆に言えば、しっかりデータ(家計簿)があればアドバイスができます。
でも、家計管理は相談なんてしなくたって自分でもできるんです。
3年がきついのならせめて2年、がんばって家計簿をつけて、その苦労の塊の冊子をじっくりみつめたら不要なもの(お金を使わなくて良かったもの)が見えてきます。そこにマーカーを入れていきましょう。
「あー8月、赤(マーカー)ばっかり。夏休みかー、遊園地にイオン。面倒くさくて外食も続いたしな。来年は近所の山にお弁当もって涼みに行こうか?」
なんて対策を考えるのも楽しいものです。
節約・・・というより、お金をかけずに楽しめることを、自分で考えて実際できたとき!満足度半端ないです。
先ほど、家計簿を見ないとアドバイスできないといいましたが、多くの家庭に共通しているコツはあります。
家計簿をつけ始めてから10年後の今、わかったことをまとめます。
- 3年間家計簿をつけて、各支出の年間中央値を出す。
- 各項目をじっくり見て、必要ないもの・※①なくても良さそうなものを見つけ出し解約、変更していく。もう、これ以上は無理っていうくらいに。
- ただし、自分にとって息抜きになるもの、外せないものはきちんと予算に組んでおくことはとっても大事。
- 予算通りに毎月収まってきたら、家計簿をつけるのはやめる。
- 給料日にすることは、先取貯金(自動積立定期・投資信託)、現金使用分予算の銀行引き出し。
- 家計簿の代わりにすることは、※②クレジットカード使用明細のメモ、※③特別支出があった場合は、通帳の金額横に用途を直接記入すること。
- 年度の締め月(3月がおすすめ)に、通帳のメモや残高を参照しながら、通年とおして大きな予算の変動がなかったかを振り返り、来年度の予算表の項目・金額の調整をする。
※①うちの場合ですが、不要な保険は解約したので、家族で健康維持に努めています!ですので健康食品は削れません(;^ω^)
結婚当初から飲み続けている毎朝一杯のノニジュース。
おかげで子宝4人に恵まれたのだと信じています。
なんせ、私は子宮内膜症に卵巣嚢腫。主人は成人してからのおたふくによる片睾丸腫れ。
二人とも子供は諦めたほうが良いと医者から言われていましたーー。
それでも4人自然妊娠できたのは、ノニジュースの力も大きいよねって良く話していて。話はそれましたが、ただ節約するのは違うのかなぁと。
外せないところってみんな何かあるのではないでしょうか?そこにはお金をかけるべきではと思っています。うちで言ったら、ノニジュース、本、そしてお酒( ´艸`)。
ちなみに、医療保険やガン保険、こども保険などを解約し、残した保険は、自動車保険・火災保険・収入保障保険・個人賠償保険の4つのみです。
この4つに共通していることは、いざというとき人生が破滅する規模の負債をおうことになる、ということです。その他のいざというときは、日本の社会保障でなんとかまかなえる金額かと思います。
ただし、それでもある程度の現金は必要ですので、生活防衛資金として3~6か月分の生活費を貯蓄できるまでは医療保険等に加入しておくことはアリかと思います。
※②クレジットカードの使用明細をメモしておくと、予算オーバーしそうなときに気づきやすいこともありますが、カードを不正利用された場合に気づくことができる、というメリットもあります。
ご自分でカードの使い過ぎを管理できる方、不正利用の心配がない方は、クレジットカード使用明細のメモは必要ないと思います。
※③通帳に、特別支出(例;冠婚葬祭、学校用品等、予算外の項目)をメモしていく作業はお勧めします。
来年度の予算を組みなおす際、特別支出の中で定期的に発生していきそうな項目を、予算に組み込んでいくことで、より現実的な家計管理が可能になっていきます。
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