
文章だけで思いのたけを伝えるのって、難しいですよね。対面だったら身振りや表情でカバーできるけど、ネットや紙面の記事だとそうはいかない。沢山の人の文章を読むのももちろん大事だけれど、今回は別の視点で。『芸術』に触れて刺激してみたらどうだろう?と考え、実践につなげてみました。
芸術に触れて感性を磨くって、実は簡単で身近なもの?
ワタクシ、もともと芸術センスはなく、絵だって?ハテナです。
子供たちに、絵や折り紙をせがまれても、「お父さんに言って~~(*’▽’)」といつも丸投げ。
そんな私ですが、最近、気になっているんです。芸術的なものたちが。
中世の絵だとか、ン百年続くヨーロッパの街並みだとか、いつもどこか遠くの話だと思って耳を通り過ぎていたのですが、こうしてブログ記事を書くようになり、少しでもいいから誰かの心に届く文章が書けるようになりたいなぁ!と強く願うようになりました。
まず始めたのは、いろいろなジャンルの本を読むこと。
以前は、小説や自己啓発系を主に読んでいたのですが、インプットオンリーからアウトプット(ブログ)をするようになってからは、手あたり次第の本たちを読むようになりました。
宗教系から数学や歴史もの、哲学やビジネス系、何でもありです。
やはり紙モノはいい。知識に残りやすいし手元に残る安心感があります。
そして、新聞もいいです。
何がいいって、新聞は意図していないことを知れるところがいいんです。
もともとは新聞も、小説や書評、投稿欄など、自分の好きな面だけを読んでいました。
しかしあるとき、芸術の特集記事があり、「絵画が音楽をつくる」という言葉に目が留まりました。
それまで、私の中で『絵は絵。音楽は音楽』とそれぞれ独立した別のものだと思っていたんです。
記事をよく読んでみますと、(名前は忘れましたが(;’∀’))モーツァルト?バッハ?とにかく誰もが聞いたことのある有名な音楽家の方が作った名曲は、当時描かれた絵からヒントを得て作られたそうです!
その記事を読んだ私の中で、何かのスイッチが入ったのがわかりました。
「いろいろな経験をしろと言われるのはそういうことか!」
固い頭をもつ私は、勝手な思い込みで、「芸術は芸術関係の人が接するもの」「私なんて平凡な人間には立ち入ってはいけないもの」なんて決めつけていました。
でも、「見てみるくらい、いいんじゃない??」
と考え直してみることにしたのです。
そして、芸術のことに関して右も左もわからない自分がまずしたことは・・・。
実践①新聞・雑誌に目を通し、ノートにペタペタ。
「美術館に行く!」・・・
というのは、あまりにもハードルが高い。
わかりますよ、
「知識なんてなくていい。美術は、感じることだ!」
と言わんとすることだって。
でもやっぱりハードルが高いんです。
なので、そんな芸術超初心者の私がまず取り掛かったのが、
『新聞や雑誌の文化面をちゃんと読んでみること』でした。
これまでのように、パーっと斜め読みではなく、
しっかりと、一文字一文字の見落としがないくらいに、文章と向き合いました。
すると、結構面白いんです。
新聞なんて大抵、連載でありますので、毎日読んでいるうちに抵抗もなくなってきて。
参考になりそうな記事はその場で切り取って、ノートに貼っておきます。
雑誌は図書館で借りてきました。
まだまだ専門書を買う勇気を持てず。
「芸術新潮」です。
新聞で芸術作品の抵抗をなくしていたことで、
雑誌の沢山の芸術写真たちも、
なんだか心穏やかに眺めることができるようになってきました。
とは言っても雑誌の記事詳細は難しいので、
まだまだ写真を眺めては気持ち良くなる段階です(*’▽’)
もう少し記事にもなじめて来たら、
ちゃんと本屋さんで買おうと思います。
やっぱり手元に残していつでも見れるようにしたいので。
実践②メモ帳を持ち歩く。
芸術に限らないのですが、ブログを書くようになって続けていることは、
『気になったことは、その場でメモに残す。』ということ。
私は財布は持ち歩きませんが、メモ帳だけは常に持ち歩いています。
外出時は
スマホ・キー・メモ帳(+ペン)
の3種の神器。
今は、マスクとハンカチもですね。
スマホカバーに、お札2枚とクレジットカード・免許証を入れているので、
近場のときはこれで十分です。
家にいるときも、メモ帳は必ず定位置に控えています。
どんなにバタバタしていても、気になったことをすぐ書き残せるように。
メモ帳に書きとめる内容は、
ブログに書きたいことやアイデアはもちろんですが、
しなければならないことや、誰かに伝えておきたいことなど、
とにかく何でも書き記します。
処理したら上から線をひいて、一目でわかるようにしています。
色変えなどせず、黒ボールペン1本です。
とてもシンプルで続けやすい秘訣。
この、手のひらサイズのメモ帳に全てを記すようになって、
全ての仕事がスムーズに、そして抜けなく間違いなく進められるようになりました。
もちろん、外出先で見つけた素敵な佇まいの建築物やその場所を記したり、
季節の移ろいを感じた葉っぱの色だったりをメモしたり、
書き記しておかないと、すぐに頭から消えてしまいそうな感情をその場で記すことにも活躍します。
実践③まわりの空気や人を味わい、感じ取る。
日本はありがたいことに、四季があります。
一歩外へ出ると、季節の移ろいを感じることが出来ます。
何も、阿蘇の大草原や、避暑地なんかでなくてもいい。
近所を少し歩いたら、小川や一本の木くらいあるのではないでしょうか?
5分でもいい、そんな木をながめてみると、
「あー、穏やかだなぁ、木って。こうして長い間、じっとここに立ち続けて私たちをゆったりと眺めているんだなぁ。」なんて、こちらまで、気持ちがゆったりと軽くなるのがわかります。
この5分間ってとても貴重な時間だと思いませんか?
忙しい毎日ですが、ちょっと足をとめて、こんな充電時間を作っても良いのではないでしょうか?
もちろん、相手は木に限らず、その季節の空気だったり、おひさまだったり、楽しそうにはしゃぐ子供だったり、なんでもいいと思います。
穏やかな気持ちで何かを眺めてみる。
そんな時間を毎日少しでもつくれたらいいですね。
『芸術に触れてみる』実践結果
こうして、芸術初心者の私は、まずできることから少しづつ、身の回りの芸術?(と呼んでいいのかわかりませんが)に触れるようになってきました。
すると、どうなったでしょう?
忙しい毎日自体は変わりませんが、
そんな中ほんの少し、美しいモノに心を意識を向けることで、
以前の様にギスギスした感情が湧くことがかなり少なくなってきたことを実感しています。
まだまだ文章力に反映するには時間がかかりそうですが、(;’∀’)
この調子で、マイペースで芸術を取り入れて、自分の幅をひろげていけたらなぁと思っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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